会議で問責動議を提出した。 問責された本人は、青天の霹靂という顔。
いざ申し開きをさせてみれば、背信行為の自覚も全く無く、ただうろたえるのみ。
無自覚の悪ほど始末に困るモノは無い。 本人は良かれとやっているのだから。
しかし、いくらなんでも、上司が指示した見積書を、無断で減額して
クライアントに提示して良いはずもなく、それが「背任」という犯罪だとも知らない。
なぜかと問えば「その方が通り易いと思ったから」と、呆れ帰る返答。
少しでも高い予算を獲得し、それを高いと思わせないし事をするのがプロなのに、
こいつらは値引きする事で仕事を獲得しようとするのだ。
なんという弱腰。 なんという負け犬根性。
申し開きを聞けば聞くほど、情けなくなる。
ゲームは好きだが、仕事は嫌い、さらにお金にも興味が無い。
こんなどうしようもない、ゴミみたいな人間が実際に存在するのだ。
その事実に、恐怖すら感じてしまう。 ゲーム業界の未来はどうなってしまうのだろう?
問責動議
2011年4月15日