いまさらな話題ですが、大相撲の不祥事が話題になってますね。
 
野球賭博に続いて、八百長問題・・・もう相撲もオシマイかなぁ、なんて言われてます。
 
個人的には、立ち技最強の格闘技は『相撲』だと思っている神風さんとしては、
 
ここで相撲の灯火が消えるコトだけは避けていただきたいトコロではあります。
 
いやしかし、それにしても・・・『神事』である相撲と『スポーツ』である相撲と
 
『興行』である相撲。 この三要素をまとめて成立させるのは、そりゃ無理だろう、と。
 
そもそも『興行』である以上は、何らかの演出は絶対に行なわれていたハズで、
 
それを八百長だと騒ぎ立てるのも「何をいまさら・・・」という気がしなくもないです。
 
例えばプロレスなんかもそうで、ショースポーツである以上は、ある程度の演出はあるし
 
試合の流れや構成なんてものは、暗黙の了解で適用されてるはずですよね。
 
まぁ、だからこそプロレスは純粋なスポーツとして認められないのかもしれませんし、
 
忘れ去られていったのかもしれません・・・でも、確かにそこに感動はありましたよね。
 
じゃあ相撲もプロレスみたいなショースポーツになっていけば良いのかと言われれば、
 
それは違うだろうな、と思います。何たって『神事』ですから。
 
私は思うのですが、相撲はもうスポーツではなく、伝統芸能なのだと思うのです。
 
そう。 『歌舞伎』や『能』、『落語』みたいなものなのではないかと。
 
そう考えれば、プロレスほど軽薄な(私はそうは思いませんが)イメージではないにしろ、
 
ある程度の予定調和も許されるのではないでしょうか。 なんて思ってみたりして。